【呼吸器系の病気一覧】 猫の病気/猫の医学館~猫の病気大百科で知識を増やそう~
- 咽頭炎・扁桃炎
- 咽頭が炎症を起こしている状態を咽頭炎といい、細菌やウイルスに感染することによって発症します。症状は発熱や鳴き声のかすれです。また咽頭よりさらに奥の両側・扁桃が炎症を起こしている状態を扁桃炎といい、こちらも細菌やウイルスに感染することによって発症します。主な症状は発熱です。のどの痛みもあるようで食欲減退なども見られます。治療方法はどちらも、抗生物質や抗炎症剤の投与です。(name="re1")
- 鼻血
- 病気で出る場合とケンカなどの外的要因によって出る場合があります。病気の場合には白血病や鼻炎、感染症などが考えられます。外的要因の場合には、事故やケンカなどが挙げられます。治療方法は鼻炎や感染症の場合には抗生物質の投与を行います。事故やケンカの場合には鼻骨の骨折も考えられますので、程度によっては手術が必要となることもあります。(name="re2")
- 鼻炎
- 初期症状としてはくしゃみ・鼻水が挙げられます。症状が進行すると頻繁にくしゃみをし、鼻が詰まってきます。その結果、呼吸が苦しくなり口で呼吸したり呼吸自体がとても速くなったります。原因は細菌やウイルスの感染がほとんどです。猫伝染性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症が鼻炎を引き起こしていることも考えられます。その場合、鼻炎だけでなく呼吸器全体に重い症状が現れますので早期の発見・治療が大変重要になります。また猫は鼻水が出ると手を使ってきれいにしようとしますが、その手を舐めることによって体内にウイルスや細菌が入り込むこともあるので注意が必要です。治療方法は抗生物質などの投与を行います。(name="re3")
- 副鼻腔炎
- 鼻腔の周りの骨中の空洞を副鼻腔といいます。そこが炎症を起こした状態を副鼻腔炎と呼んでいます。副鼻腔炎はちくのう症とも呼ばれています。症状はひどい鼻水や鼻づまりで呼吸が荒くなります。また鼻炎が長びいたり重くなると副鼻腔炎を引き起こす可能性が大きくなります。治療方法は、抗生物質や抗炎症剤の投与を行いますが、ひどくなると鼻をきれいに洗浄したり、膿や粘液を出やすくするための手術が必要な場合もあります。(name="re4")
- 気管支炎
- 症状としては咳や鼻水、発熱、食欲不振などが挙げられます。ひどくなると激しい咳のため呼吸が苦しくなってゼーゼー言ったり、嘔吐したりします。原因はウイルスや細菌の感染です。風邪や猫伝染性鼻気管炎からの併発がほとんどです。放っておくと炎症が広がり肺炎を起こしかねません。治療方法は、抗生物質や抗炎症剤の投与、食欲不振などで弱っている時は点滴を行います。家では室温を調整し、適度な湿度を保ち、のどに良い状況を作ってあげましょう。(name="re5")
- 肺炎
- ウイルスや細菌が肺の中で増殖し、その結果肺が炎症を起こした状態を肺炎といいます。症状は激しい咳や発熱、食欲不振、それに伴う体力減退などが見られます。口をあけて呼吸していたら要注意、時には呼吸困難をも引き起こし死に至ることもある大変恐い病気です。治療方法は抗生物質の投与が主ですが、呼吸困難に陥っている場合は酸素吸入、体力が衰えている場合は点滴も必要です。また合併症がないかチェックすることも大切です。(name="re6")
- 膿胸
- 胸の中に胸水や膿が溜まっている状態のことをいいます。胸水や膿により肺が圧迫されるため呼吸困難を起こします。肺炎と合併して起こることが多いです。症状は発熱や食欲不振、胸部の痛みが挙げられます。猫の膿胸は死亡率が高いので早期発見・治療が大切です。治療方法は、抗生物質を投与し、さらにカテーテルを挿入して胸水の吸引と浄化を行います。(name="re7")