【膵臓・肝臓の病気一覧】 猫の病気/猫の医学館~猫の病気大百科で知識を増やそう~

すい炎
原因は感染症や日々の食生活によるところが多いようです。腹痛や嘔吐、食欲不振が主な症状です。急性の場合は激しい腹痛が特徴です。放っておくと、すい臓だけでなく肝臓などにも症状が広がり、腎不全などを併発する恐れがあります。軽い場合は抗生物質の投与や食事療法で回復が望まれますが、重くなると死に至ることもある非常に怖い病気です。せめて他の病気を併発しないうちに発見・治療することが大切です。(name="pa1")
肝炎
肝臓に起こる炎症のことを肝炎といいます。原因は多くがウイルスでその他に薬物、免疫機能の異常などが挙げられます。肝炎ウイルスに感染してもウイルス自体は肝細胞を壊すことはありません。ウイルスを察知し撃退しようとする免疫機能が同時に、肝細胞までもを破壊してしまうのです。これによって肝臓に炎症がおこります。すなわち肝炎となるのです。ですので、ウイルスを撃退してしまえば肝炎は治まります。ただそう簡単に治らないのが実状です。悪化すると慢性肝炎や肝硬変、肝ガンを引き起こします。感染経路は経口感染や血液感染で、症状は発熱、嘔吐、食欲不振、腹痛などが見られますが、特徴的な症状は見られないので早期発見が大変重要になります。治療方法は主に薬物療法ですが、完治の難しい病気ですので長期間にわたって投薬・検査が必要となります。(name="pa2")
脂肪肝
脂肪肝とは肝細胞に中性脂肪が溜まった状態をいいます。人間と同じ様に肥満の猫に多く見られます。猫も食べたものはエネルギーとして消費されますが、それ以上のエネルギーを摂取すると、その余計な分が脂肪として肝臓に蓄えられるのです。それが進むと次第に肝臓自体が脂肪へと変化していきます。症状は無い場合が多く、しいてあげると食欲不振や腹痛などが見られます。治療方法は食事療法が中心で、その他に肝臓の働きを助ける薬の投与などがあります。他の病気(肝炎など)を併発している場合はそちらの治療も同時に行います。肥満に気をつけることが予防の第一です。(name="pa3")
胆管炎
胆汁に細菌が感染し胆管が炎症を起こした状態を胆管炎といいます。胆管は肝臓や胆嚢と関係があるため、どれか1つが炎症を起こすともう一方も炎症を起こす確率が非常に高いです。治療方法は点滴を行い体力を維持し、抗生物質の投与などを行います。(name="pa4")
胆嚢炎
胆嚢とは肝臓で作られた胆汁を蓄えておくところです。胆嚢炎とは胆嚢の出口・胆嚢管に胆石ができ、出口をふさいでしまうことによって胆嚢が炎症を起こしてしまう疾患です。症状としては発熱、嘔吐、腹痛が挙げられます。(name="pa5")