【目の病気一覧】 猫の病気/猫の医学館~猫の病気大百科で知識を増やそう~

新生児眼炎
生まれたての眼が開く前の子猫に発生するこの病気は、急性化膿性結膜炎のことです。産道を通る時にブドウ球菌や大腸菌などに感染することで起こります。放っておくと失明に至ることもありますので早期の治療が大切です。治療は、眼を洗浄した後に抗菌薬を点眼します。(name="ey1")
眼瞼内反症
まぶたが内側にめくれて毛が眼球に触れている状態を眼瞼内反と言い、その刺激によって涙が出ます。放っておくと角膜に傷がつき、角膜びらんや角膜混濁の原因になります。ひどい場合は手術によってまぶたの形を整形します。(name="ey2")
流涙症(涙目)
一般的に涙目とも呼ばれているものです。涙が涙管からうまく排出されないために、どんどん溢れ出る状態を流涙症といいます。原因としては、涙の過剰分泌や涙管の詰まり、先天的な奇形などが挙げられます。ペルシャなどは顔の形的に流涙症になる確率が他の猫より高いと言っていいでしょう。涙の成分により放置しておくとだんだんと目下の毛が茶褐色に変色していきます。軽いものは薬で改善されることもありますが、ひどくなると手術が必要になります。早期に獣医にかかることが賢明です。(name="ey3")
瞬膜の突出(チェリーアイ)
人間には有りませんが、猫にはまぶたの他にまぶたと同じ働きを持つ瞬膜(第三眼瞼)があります。通常はほとんど見えることはありません。この瞬膜が露出してしまっている状態を瞬膜の突出(チェリーアイ)といいます。原因は多々考えられますので、その他の体の異常と併せて突き止めることが肝心です。原因である病気が完治すると瞬膜は正常な状態に戻ります。(name="ey4")
進行性網膜萎縮症
網膜の萎縮によって視力が低下し最悪の場合は失明に至る病気です。犬の場合は先天性のものが多いのですが、猫の場合はそのほとんどが栄養(タウリン)の欠乏によります。治療法はまずは栄養価の高いフードを与えること。その後は栄養バランスの良いフードを心がけましょう。(name="ey5")
角膜炎
何らかの拍子に角膜に傷がつき、それを放置した場合、角膜が炎症を起こすことがあります。これを角膜炎といいます。症状としては炎症を起こした部分が他の部分と比べて厚くなるので、白く濁ったように見えます。角膜炎の種類には表層性角膜炎、深層性角膜炎など多くの種類があります。治療法は種類によっても異なりますが点眼薬による治療が一般的で、ひどくなると角膜手術が必要となる場合もあります。(name="ey6")
結膜炎
ウイルスや細菌に感染することによって、または様々な刺激を受けることによって起こる結膜の炎症を結膜炎といいます。症状は目やに(黄緑っぽい色)、充血、目の周りの腫れ、痒みなどがあげられます。治療法は洗眼した後、抗生物質の点眼薬を1日に数度投与します。(name="ey7")
緑内障
緑内障とは眼圧が高くなるために視神経が圧迫され、その結果視野が狭まっていき視力が低下していく病気です。眼球内部の房水という液体が常に一定量保たれることによって眼圧を一定にしています。この房水のバランスが崩れることによって発症します。原因は高齢による発症や炎症や怪我によって発症する場合など様々です。治療方法としては、一度萎縮した視神経は回復不可能なので、それ以上の進行を防ぐための治療が主となります。まずは眼圧を下げることが大切です。そのための点眼薬を投与します。それでも眼圧が下がらない場合は手術が必要です。(name="ey8")
白内障
白内障とは水晶体が濁ってくる病気です。その結果、視力低下や失明を招きます。進行すると黒眼が白く濁って見えることもあります。これは水晶体の中で光の屈折率が異なり、光を乱反射することによって水晶体が濁っているようにみえるのです。原因は緑内障と同じように高齢による発症や炎症や怪我によって発症する場合など様々です。治療法は点眼薬(内服薬を使うことも)を。(name="ey9")