【循環器系の病気一覧】 猫の病気/猫の医学館~猫の病気大百科で知識を増やそう~

心筋症
心臓の筋肉の働きが何らかの原因によって不能になり、心臓が正常に機能しなくなる病気です。肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症などがあり、元気がない・食欲減退・呼吸困難・空咳・目眩・失神などの症状が現れます。症状が進行すると移動するのも困難になり、うずくまって動かないことも。心筋症は血液の動きが鈍くなるため、血管に血栓ができやすくなります。猫はなりやすいと言われています。治療の方法としては、薬物治療の他、外科的治療をしなければならないこともあります。(name="ci1")
先天性心臓病
程度によっては、軽ければ何の症状も出ず気付かないままなこともあるでしょう。ですが重い失陥を持っている場合、大人まで成長することはなかなか難しくなります。治療の方法は、血管拡張薬や強心薬などで心臓の負担を軽減させて、猫の体力を維持することを第一とします。猫に多い先天的な心臓病は、動脈狭窄症、房室弁奇形症、房室中隔欠損症、動脈管開存症などが挙げられます。(name="ci2")
貧血
血液中の赤血球の数やヘモグロビンの量が減ると貧血を起こします。原因は出血などのほか、骨髄の機能不全などが挙げられます。治療方法は、輸血・点滴・透析・酸素吸入など原因によって様々です。(name="ci3")
溶血性貧血
先天的に赤血球が壊れやすい場合と、薬物や赤血球に寄生する虫などが赤血球を過剰に破壊してしまう場合にかかります。血性貧血であると診断された猫のうち大多数が、赤血球を多く破壊してしまうために溶血性貧血になると言われています。他にも糖尿病・リンパ腫・甲状腺機能亢進など、貧血になる原因は様々です。市販の風邪薬や痛み止めなどに使われているアセトアミノフェンなどは危険ですので注意してください。また玉ねぎには溶血性貧血を起こす赤血球酸化障害物質が含まれているので猫の口に入らないように分注意することが必要です。これが猫に玉ねぎを食べさせてはいけない理由の一つです。(name="ci4")
ヘモバルトネラ症
ヘモバルトネラ症とは、細菌とウイルスの間の生物・リケッチアの一種、ヘモバルトネラ・フェリスが感染しておこる溶血性の貧血です。この病気は感染症で、かかると赤血球がこわされて貧血を起こします。治療の方法は、輸血・抗生物質の投与など。ただし抗生物質で完治させることは難しいです。(name="ci5")